6学期

あっつー!窓を全開にしても、急上昇する気温にやられているyareyareです。

ついに1年目の最終学期に突入しました。

 

今学期は「飼料技術」と「飼料製造」の2科目を受講しています。どのような工程を経て餌が作られていくのか、製造機の仕組みを学んでいます。どちらかというと工学系の内容が多いように思います、ハイ。幾何平均とか、この前は聞いた事も無い「ストークス径」とかいう言葉が出てきました。意味が分からなければ分からないほど燃え上がるyareyareですが・・・訳わかりません。ポカーン。

ほかにも外部講師を招いて、それぞれの専門分野に関する講義を受けています。先日訪れた講師は、国によって飼料内容が異なる点について話していました。例えば、日本を含めたアジアでは、反芻類への濃厚飼料給与量が全体の40%以上を占める国がチラホラ見られるのに対し、ヨーロッパでは濃厚飼料の割合が20-40%の国が多く、大部分は粗飼料のようです。たしかに、オランダでは放牧されている牛をよく見かけます。この前舟を漕いでいたら、牛たちがゾロゾロ川沿いの土手までやってきて、浅瀬で水に浸かっていました。

単味飼料の輸入もよく行なわれています。オランダには川が多いので、多くの飼料会社が川沿いに建てられ、クレーンを使って船から直接工場へ降ろしています。輸送費もトラックより安く抑えられるので便利!そこから重量を量って、破砕、混合、ペレット製造などの工程を経て飼料ができあがります。

ヨーロッパでは、オーガニック飼料(遺伝子組み換えがされていない飼料等)の需要もあるので、他の飼料との混合を防ぐため、わざわざオーガニック専用の工場を建てている会社もあります。また食品(お菓子の形が崩れたものとか、パン生地の使わなかったものとか、タコスの生地とか)から豚の餌を作る飼料会社を見学したり、とにかくいろいろな機械や工場見学の多い授業です。

内容は幅広くて面白いです。しかし、今学期の授業では講義が録画されないので(先学期までは基本的に毎講義録画されていました)、後で動画を見返すことができません。一発勝負です。聞き漏らしの無いよう、神経を使います。

行列計算ってどないするんやったかいなー、やれやれ。