5学期 パート1

すっかりご無沙汰してしまいました。yareyareです。

さて、気がつけば5学期の期末試験がもう目の前までやってきて、アタフタしています。6週間もあったはずなのに、なぜこうも時間が経つのが早いのだろう・・・。

今学期は「家畜の適応生理」と「栄養ダイナミクス」を受講しています。どちらも講義を聞いて学ぶ形式というよりは、論文を読んだ上でのディスカッションやら口頭発表やらが多く、実習もより実践的な内容に基づいています。

「家畜の適応生理」では、各グループにそれぞれ研究テーマが与えられ、関連文献を調べてそれに関する基礎知識をまとめて口頭発表し、さらに未だ明らかにされていない箇所を見つけ出し、それを解明することを目的とした実験計画書を作っています。ええ、まだ現在進行形です。私のグループのテーマは「西欧諸国において乳牛の泌乳期間を延長する飼い方は、経済的にも牛の生理学的にも可能かどうか」を調べることです。1年1産が広く謳われているのに対し、逆に分娩間隔を延長することについて多角的に吟味して理解を深めよ、という趣旨のものです。内容は面白く、グループであれやこれや議論しながら論文を読みあさる毎日で新しい発見も多くありました。

例えば、牛と同じ反芻獣である山羊は、分娩から2000日以上経ってもまだ乳を搾れるということをご存知ですか?私は知りませんでした。現に山羊農場へ行って、それらの山羊たちを見てきました。オランダ語のツアーだったので、何を言っているのかよくわかりませんでしたが。

長くなったので続きは次回で。