シーラーズ

ー前回の続きー

 

さて、無事入国できたのでタクシーを拾い、シーラーズ市内へ向かいます。今度来たときには運転してみたいので、後ろからこっそりイランの道路事情を窺っていましたが、イラン式運転マナーは難易度が高い!まずは車線を無視して割り込み、ギリギリの隙間に車を突っ込んでUターンができなければいけません。信号の無い所でも、歩行者が平気で道を渡ってくるのでキケン。やっぱり後部座席でええどす。それでも迫力満点だし。

 

でも道を歩いていても、意外とうるさくはないんですよね。隣の車と距離が近いけれど、クラクションはあまり鳴らさない。他人との距離は近いけど、思ったより静かに話すイラン人。あれ?運転に人の気質が表れるってほんとうかも・・・。

 

シャー・チェラーグ廟

入り口が男女別々に設けられていて、女性はチャドルを着てから入場。

煌びやかな内部ですが、この中に祀られてある棺に向かってお祈りします。

なんと外国人には無料でガイドさんがついて案内してくれます。親切なおもてなし。

 

翌日移動せねばならなかったので、駆け足での観光となりましたが、シーラーズで印象に残っているのは、やはり・・・おいしいごはんではないでしょうか!イランの家庭料理は最高ですわ。いや、ほんま。

ケバブ、炊き込みご飯(お焦げ付き)、茄子と卵とトマトの炒めたもの、風呂敷サイズのパン、レモンのお漬物、人参ジャム、各種チーズ、などなど。シーラーズ特有の炊き込みご飯もあって、とってもおいしい。とっても嬉しい。

もちろん、ティータイムにはお茶とお茶菓子が出てきます。

 

車は古いし、WiFiもつながりにくいのに、なんだか生活がとっても豊か。落ち着きます。なんだろう、この感覚。

 

シーラーズ近郊にある巨大遺跡ペルセポリス