コロナ禍とメンタルヘルス

記事を書くのをサボっていた分、遅れを取り戻さねば...どうもYareyareです。

 

コロナが広まって以来、いろんな場所でメンタルヘルスという言葉を聞くようになりました。大学でもそれ関連のワークショップがいろいろ催されています。

完全に私の独断と偏見ですが、今までメンタルヘルスって聞くと「ヨガして~ハーブティー飲んで~心の声に耳を傾けるの~」みたいなスピリチュアル寄りのイメージがあり、それが苦手だったので避けてきました。でも友達が企画したセミナーだったのでしぶしぶ参加することに。

学んだこと→自分のメンタルを顧みる時間を意図的に作らなあかん。そのための時間と労力をあらかじめ確保しておかないと、ほかの用事に押されてついつい後回しになってしまう。だから自分にかける時間も、ほかの用事と同じように前もって予定しといてね!以上!ハイ。

 

せっかく学んだのでちょっと活用してみましょう。

カナダで留学生という立場の私ですが、幸いにも今まで通りのいろいろなサポートが受けられています。ただ精神的な負担はまた別かもしれません。国境が閉鎖され、対面からオンラインへと切り替わり、自分の世帯以外の人と至近距離で話すことが憚られる状況で、孤立しやすい環境にはなっているのかも。これまで勉強や授業で忙しくしてきたけど、一段落してふと振り返れば3月中旬からずっとこの状態だったんだなあと今更ながら感じました。

今までの廊下での立ち話や、グループで話しているときに隣の人とこっそり内緒話をしたりとか、学会でポスター発表しているときに隣の人と「誰もこーへんなー。あ、アイス出てきたで。取りに行こら。」とグダグダしたりとか、そういう何気ないきっかけを踏み台にして人とのつながりや関係を深めていくのに、それがとっても難しくなってしまったこのコロナ禍。

学業以外にも、カナダの自然を拝んだり文化的な背景を広めたり、といろいろ旅行してその国のことをもっと知りたいのにその機会も奪われてしまって、留学している意味はなんだ?とも思ってしまう。

あと万が一急遽帰国することになった場合、飛行機搭乗前の健康チェックはおろか、そもそも飛行機は飛ぶのか、空港までのバスも無くなったしどないすればええんや、と不安な要素が山ほど積み上げられています。帰国したとしても2週間隔離せなあかんし、その後カナダへ再入国する際にはどうなるのか。カナダ政府のウェブサイトに記載されている入国管理の情報も目まぐるしく変わっていて、今の状況を把握するのもやっとの状態。

 

んー、いろいろモヤモヤ思うしまとまりないけど、結論として私はカナダのこの大学と先生の下で勉強できてよかったと心の底から思っています。おそらくコロナで留学を取りやめた人や予定を変えざるを得なかった人もいるのだろうけど、いずれこの状況が落ち着いたらまた留学する選択肢を考えてほしい。その土地に住んでしか感じられないものはやっぱりおっきいと思うし、それがなによりの醍醐味なので。コロナ禍で得られるものは普段の留学よりずっと少ないのだろうけど、人と人とのつながりの大切さが再認識された今、足掻きもがいているこの状況下で得られた人間関係と経験はきっと貴重なものになるやろ、なんて考えています。

 

うーん、モヤモヤやなあ。やっぱりメンタルヘルスは苦手やして。