オランダからカナダへ (博士課程の空きポスト探し パート1) 

オランダのあまーいストロープワッフルは中毒になりますが、カナダのメープルシロップも負けず劣らずおいしいです。糖分の取り過ぎが気になる今日この頃・・・どうもyareyareです。

 

カナダへ来て早1ヶ月経ちました。今回は、オランダの修士課程からカナダの博士課程へ辿り着いた経緯についてお話ししようと思います。

 

博士課程のポストを探し始めたのは、去年の11月頃(修士2年目に入ってしばらく経った頃)でした。あちこち大学のウェブサイトを見てみると、応募要件としてTOEFL等の英語の成績を掲げているところが多かったので11月に試験を受け、12月ごろからオランダを含めその他の国の大学も視野に入れて片っ端から検索しました。ええ、とりあえず面白そうな論文を探して読んで、「これは!」と思った先生にメールを送るという地道な作業です。研究テーマやお給料以外に、その国で使われる公用語も考慮しました。

 

それと同時に、当時の主論文の担当教員にも相談しました。国にもよるかもしれませんが、生活費まで出してくれる博士課程のポストとなると選択肢はぐぐっと狭まります。まだ修論も書き終わっていない時期だったということ、募集がかかるタイミング、教員の人脈など、いろんな要素があるのかもしれませんが、当時は残念ながらめぼしい情報があまり得られませんでした。「日本から奨学金を取ってくれば、また可能性は広がるよ」と言われましたが、奨学金に応募するためには博士研究の概要を説明せねばならず、「修論も書いていない段階で博士論文の研究計画なんてどうやって書けばいいの!」ともどかしく感じる毎日。「博士のポストが先か、奨学金が先か」という問題になってしまい、さまざまな奨学金の締切が近付く中で焦りだけ募っていきました、ハイ。あとは修了後すぐに博士課程へ進みたかったので、空白期間が無いよう計画したことも一因かと思います。あれもこれも欲張りなyareyareです。

 

結局年内にオランダ1校、オーストリア1校、ドイツ1校、カナダ3校、オーストラリア2校にメールを送りました。しばらくしてカナダの2校から返事がありましたが、その他は待てど暮らせど一向に返事が来ず。さて、どうなることやら。

 

続きは次回で。