4学期

またまたあっという間に4学期が終わってしまいました。どうもyareyareです。

 

4学期からは、いよいよ本格的に専門科目の授業が始まりました。受講したのは「家畜の栄養と生理学」。

とっても面白かったけど、非常にキツい授業でした。講義では消化管の構造・機能をはじめ、代謝経路や動物種間の違いを学び、実習ではフィステルが付いた牛やコンピュータのシミュレーションプログラムを使って、ルーメン内でどのような変化が起こっているのかを計算しました。生物学のクエン酸回路から、数学のlogまで、幅広い分野を3週間で網羅しヘトヘトになりました。こんなに数式が出てくるとは思わんかった・・・。

ワーゲニンゲン大学では、理論を理解するだけでなく、それをどう実践するのかに重点を置いていると思います。その分面白いことも多いですが、実験結果の説明をしなければならないので、学生たちはグループでディスカッションしながらあれこれ考えます。講師も一から十まで丁寧に解答するよりも、考える筋道になるヒントを小出しにしてくるので、それと他のグループメンバーの意見も聞き入れつつ、自分でどう咀嚼して理解するかにかかってくると思います。

正直言って大変です。それに他のメンバーと意見が衝突することもままあるので、気を遣うしイライラするし、「グループワークってしんどい・・・」と、国籍に関わらずおそらく全員一度は感じたことがあるはず。それを見越してか、授業が始まってまもなく講師が「社会に出たらグループで仕事するから、その練習にもなるよね」とかる~く言い放っていました。たしかに社会に出てからも必要ですが、他人とあれこれ議論したほうが、自分にとって新しい発見にもなるし、意外と高く評価されることもあるので、これはこれでええんとちゃうか~、と最近は気楽に構えてドーンと自己主張するようにしています。ええのかな?ま、えっか。あははー。