先日、今学期の全ての課題や試験を終えたYareyareです。ふう。次の夏学期が始まるのはおよそ1週間後。
の~んびりできるかと思いきや、やらなきゃいけない用事が溜まっていることに気がつきました。はいはい、やりますよ。
一番の難敵はカナダの確定申告!収入の多い少ないに関わらず、基本的に皆確定申告をすることになっとります。学生も例外ではありません。
実は学校が閉鎖される直前に、留学生に向けて「カナダの確定申告の仕方」というセミナーが開かれました。カナダ国税庁(CRA)から人を呼んで解説してもらい、そこである程度知識を得たので、いざ自分でやってみようと思ったら疑問点が次々と出てきてあわわ。それに複数の友達がCRAのセミナーで聞いたことと違うことを言っているので、何が正確なのかがよくわからなくなってくる。
おまけに個人の状況によって申請項目が違ったりするのと、その状況がそれぞれことこまかーく分かれていて、隅々まで読んでも自分がこれに該当するのか、不安になることが盛りだくさん。例えば奨学金でいただいている収入は、課税対象だけれども、フルタイムの学生かつ学位取得のために来ている場合は非課税。もう1つ例を挙げると、授業料を自分のポケットマネーで払った場合は申請可だけど、雇用者が払ってくれた場合は申請できません。『奨学金で支払った場合はどうなるの?』などの疑問がドンドコ湧いてきます。家賃の支払いまで考慮してくれるのはありがたいけど、CRAのウェブサイトを見ても自分がきちんと理解できているのかわからんし、情報が多岐にわたりすぎて迷子になります。
本来ならば無料で確定申告のアドバイスを頂けるはずだったんですがね。ただ、このコロナ騒ぎで受け付けてもらえなくなったため、自力でやるしかありません。
へーい。
仕方がないので、総本山の国税庁へ電話しました。リダイヤル歴が6回くらいあるので、今ではワンタッチで簡単にかけられます。ただしお昼や夕方にかけると30分以上待たされます。今の時期は特にコロナ騒ぎで休業補償を申請する人たちが多いので余計つながらへんのかも。
一番の狙い目は、窓口が開く時間ぎりぎりにかけることですワ。5分前だとまだ開いていないこともあるので、3分前くらいからかけ始めて自動音声ダイヤルに沿って番号を入力していくと、1,2分待つだけでオペレーターの方とつながりました。
いったん捕まえたら勝ち!なのであとは疑問点を全部ぶつけていくだけ。
調子に乗った結果、
Yare「えーっと、以前お電話したときにオペレーターの方から『Yareyareは納税者の立場にある』と言われたのですが、そのあと申請画面を見てみると本当にそうなのか、よくわからないことが出てきまして。」
オペ「あなたは我々がお教えした情報が信頼できないと言っているのですかっ?!」
Yare「あ、いや、そういう意味ではなくて・・・(しどろもどろ)。この『移住の条件』に該当するかどうかがよくわからないのです。」
オペ「あなたは納税する義務がありますよ。フンっ!CRAのホームページの〇〇の欄を見てください。そこに▽▽と××と・・」
と不穏な場面もありましたが、やり取りを続けていくにつれて
オペ「どこにどういう情報があるのか、教えることが私の仕事でもありますから。」
と最終的にはいろいろ親切に答えてもらいました。
要は最初の勇気が肝心です。エイヤーッ!
おかげさまで無事確定申告を終えました。ほとんど返ってこないけど。