5学期 パート2

お次の「栄養ダイナミクス」は、毎週与えられたテーマに関する論文を読んだ上で、講義中に専門家を相手に議論を展開し、実習ではパソコンを使って家畜の生産性や餌の消化・吸収がどう変遷するかシミュレーションを行なうものです。

例えば「ルーメン内で原虫が細菌を捕食すると、細菌数が減って、その後原虫の数も減って・・・原虫の発育率が上がると、細菌数も原虫数も乱高下して・・・これをカオスな状況と言います。」というように、もう一人のクラスメートとうんうん唸りながら式をキーボードで叩き込み、結果を抄録にまとめて提出します。面白いですが、4時間ほぼぶっ続けで連日パソコンとにらめっこ・・・。う~、目がショボショボする~。

毎週違うクラスメートと組んで課題に取り組むのですが、皆賢くて「こういう結果になるのは、これこれこういう理由があるから・・・」と間髪入れずに指摘してきます。トロい私としては、その瞬発力に圧倒されることも多く、実習以外でも講義中に議論を始める際にその差を実感しました。ある議題が提示されると、皆ペラペラすぐに話し出すのです。発言しようとなんとか考えをまとめるのですが、整理した頭の中身をいざ話そうと思えば、次の議題に移っていたりします。うーん、困った。

ディスカッションって、相手の意見に対して自分の考えに理由を付けて明確に述べることだと思いますが、けっこう難しく感じます。特に理由付けが苦手です。回数をこなせば徐々に慣れてくるものなのかしらん・・・ガンバリマス。