第2学期

日が暮れるのが早くなってきました。yareyareです。

あっという間に1学期が終わり、今月頭から2学期が始まりました。今学期は、単位数と時間割の関係で4つの授業を受けています。「統計学」「異文化交流」「交渉術」「学術論文の捉え方」です。動物は全然出てきません、ハイ。

中でもネゴシエーションは大の苦手なのですが、予想通り授業中もメッタメタにやっつけられました。ロールプレイ(課題の役割を演じて20分以内に解決策をまとめる実習)ではみんな流暢にしゃべりまくり、私はなかなか会話に切り込めず、終了後「yareyareはたったの2回しか発言していなかった」とのコメントをもらいました。ハイ、そのとおりです。皆どんなことでも我先に口にします。「そんなしょーもないこと、聞くんかいな」と思うことでもとにかく発言します。言わないと何も考えていないものとして受け取られることもあるのです。ひえ~。

でも悔しかったのでその後、「思ったことを全部言うのが本当に良いのか。自分の目的が達成できればそれでいいのでは?」と先生に質問しました。そうしたら「とてもクールな質問ですね。みんなはどう思う?」とクラス内で問題提起され、またまたいろんな意見が出てきててんやわんや。あわわ。

みんな違いを受け止めることには慣れていて、他者の異なる意見に対してはオープンな姿勢で臨んでいるように思います。議論することが日常茶飯事に行なわれていて、教師も学生に対して質問することを要求してきます。日本とは異なることも多々あり、おまけにその日は文化によるネゴシエーションの違いを学ぼう、という題目でたまたま日本とアメリカの交渉の仕方の違いをビデオで見せられ、「良いタイミングで質問したったわ。フフフ」と自己満足に浸っていたのでした。やれやれ。

まあそれもこれも経験です。外国に住んでいると、自分が日本人であることをより強く意識します。いろいろ刺激を受けますが、面白いんでええんとちゃうか-、知らんけど。