論文の書き方・・・って?

しばらくサボっていましたが、元気に生きています。yareyareです。 今は専ら修論に取り組んでいます。

先日 research proposal(研究計画書)を提出し、その発表も終わり、literature review(修論のイントロ部分)も終わろうとしています。参考文献の数は100を越え、書き直した回数は数えきれません。ふ~。

 

正直、「論文の書き方」についてここまでみっちり教わるとは思っていませんでした。もともと書くことは好きですが、「どう書いたらおもしろいか」という方向にどうしても思考が向いてしまい、話が飛んでしまう癖があるようです。そんな私に対して担当教員がよく放つ一言は、「全体のアウトライン(構成)をしっかり作って、それに沿って書け」

「論文を書くときに、文章の展開が奇抜だとダメ。読者をびっくりさせてしまう。そうしたらもう読んではもらえない。」と言われました。ごもっともです。チーン。

ほかにも「1段落に書くテーマは1つだけ」「段落の最初の文が、その段落全体の内容を網羅するように」「前の文と次の文がスムーズにつながるように言葉を選べ」「段落と段落の間もなるべくスムーズな展開になるように」などあれやこれや言われます。直す手間も一苦労。

「アウトラインに固執し過ぎると、輪郭を気にしすぎて発展の無い内容になってしまうのでは?」と、書きたがりの私としては少し不安に感じていました。そこで辿り着いた結論は、研究テーマに全く関係の無いものはバッサリ削除し、書きたいことで少しでも関係がありそうなものは、とりあえず書いて残しておく。そうしてから、後で全体を俯瞰して読み返してみると、「あれ?ここに入れればええんとちゃうかー。」と文章の中で入れられそうな隙間が見つかることがあります。パズルのピースを当てはめるように、その隙間に新しい一文をねじ込むだけで、あら不思議!またひと味違った書きものに変わるのです。シメシメ。

Introductionとしての特徴もあるかと思うので、これからMaterials&Methods、Results、Discussionを書いていくうちに、気持ちがまた変わるかもしれません。でも、ひょっとしたらイントロを書くのが一番面白いと同時に、一番面倒なのかも。

 

論文執筆もせなあきませんが、それよりも問題なのは実験です!全然進みません!はよ、なんとかして乗り越えたいです。キーッ!